サイド・バック材

   D−28の側面・裏面板に使用されているローズウッド材の説明。

 

  ブラジリアン・ローズウッド

   ハカランダ(ジャカランダ)とも呼ばれる。

   ブラジルのバヒアからリオデジャネイロの東部の森に育つ。

   1934年の製造開始から、1969年まで使用された。その後、カスタムモデルで限定的に使

   用されている。

   1969年の変更は、ブラジル政府が、ブラジリアン・ローズウッドを丸太で輸出することを

   禁止した政策による。現在では、熱帯雨林保護のためのワシントン条約により、伐採も輸出入

   も制限され、ますます入手しづらくなってきている。

   非常に堅く、重い材。

   色は、焦げ茶色からスミレ色で、たくさんの黒い縞が入っている。

 

  イースト・インディアン・ローズウッド

   1969年から、ブラジリアン・ローズウッドに替わり使用されている。

   外観は、ブラジリアン・ローズウッドに似ており、堅く、重い材。

   色は、濃い紫がかった茶色。

   北西部を除くインドで育つ。

   特に、ボディーの大きいDサイズのギターにおいて、深くて暖かいベース音を生み出す。

 

      

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