1941年製 D−28

                               シリアルナンバー 77776     

                          しけにろさん 所有

しけにろさんのコメント

***歴史上もっとも無名な「マーティンD−28物語」***

革新的なフレーズも生まず、ミュージック界に名を馳せず、

名演奏もしないしけにろ。

かつて知らない人が所有していたD−28(1941年製、シリアル#77776)

不幸な運命で80年代後半頃に、しけにろの手にわたった、

歴史上もっとも無名なマーティンD−28物語です。

 

■ペグ

                          シールドバック・グローバーが装備されています。

チューニングに関しては驚くほど安定しています。

■指板

                          しけにろが1度ヤスリがけしました、それ以前に2度程ヤスリがけされてます。

表面は限りなくサイドドットに近くなっていますけど、後1〜2回はヤスリがけできそう・・・

■表板

                          アディロンダックのタイガーストライプが何か言いたげに主張してます・・・

ピック傷跡からプレイスタイルが異なる2人以上のプレイヤーが使用していたと考えられます。

■側板、裏板

                          柾目です。

■ネック形状

                          極端とも言える細いVシェープ、指の短い私には貴重ものです。

マホガニーの保護塗装は剥がれ、長年のカポ使用の為に5フレットまではくぼみがあります。

■ボディ

                          これまた極端に軽い!リペアーに出した時、ブルーやブラックケースに入れようとしたら、

押し込まなければならなかったので、ボディサイズはこのギターに関しては、

標準サイズよりも少し大きめです。

同時代に製作された他のDサイズとは比べた事はありませんので・・・

■ケース

                          これが悩みの種です、ボロボロなので捨てて立派なケースに交換したいんですが、

もしかしてオリジナルなら長年の相棒として居心地の良いボロボロが良いのでは・・・

■シリアル

                          1つ外しました。#77777のマーティンをライフワークとして探しています。 

■ブリッジピン

                          現在販売されているサイズでは、小さくて使用できません。

ボディサイズとリンクしているのか、オリジナルで付いてたピンは大きめです。




       
                       貫禄のオリジナル・ヘリンボーンですね。
                            是非音を聞いてみたいです。
                            このホームページでも、「音」が出せるようにしたいですね。
                            ところで、仕様ですが、1941年にもシールドバック・グロー
                            バーがあったのですね!1940年に切り替わったと思って
                            いたのですが。
                            「軽い」ということはもしかしてエボニー・ロッドですか?
                            エボニー・ロッドは1942年からと思っていたのですが、
                            私もまだまだ修行が足りません。しけにろさん、今後とも
                            いろいろと教えて下さいね。
 

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